康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 104 ページ)
【子集上】【人部】俔;康煕筆画:9;頁碼:104 頁 28 行。『集韻』『韻会』に「軽甸切、音は○」とある。『説文』に「譬喩なり」とあり。『詩・大雅』に「俔天の妹」と見え、『伝』に「俔は磬なり」と釈す。『韓詩』は「磬」に作り、「磬は譬えなり」という。また『広韻』『集韻』『韻会』『正韻』に「胡典切、賢の上声」とある。『爾雅・釈言』に「間俔なり」と見え、注に「左伝これを諜と謂い、即ち今の細作なり」という。また船上の風羽を綄と謂い、楚では五両という。王維の詩に「南風の五両の軽きを説くを畏る」とあり、これもまた俔と謂う。『淮南子・斉俗訓』に「俔の風を見るに譬えば、須臾の間も定まらず」とあり。一説に相竿ともいう。また睍と同じ。『韓愈の文』に「伈伈俔俔」とある。