康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1209 ページ)
【酉集中】【貝部】賠;康煕筆画:15;頁碼:1209 頁下段 24 行。『字彙』に曰く、古には此の字なし。俗音「裴」にして、賠償・補償の義に用う。『正字通』の「備」の注に拠れば、「賠」は元来「僃」と書く。楊慎曰く、「僃」は音「賠」にして義同じ。昔、高歓法を定めて、私人の財物を窃盗する者は十分の五を賠償せしめ、官府の財物を窃盗する者は十分の三を賠償せしむ。後周、詔して官府の財物を窃盗せる者は赦を経るとも、法に依りて賠償を徴収すべしとす。「備」とは即ち補償の義なり。俗に「賠」の字を用ゆ。