康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 213 ページ)
【丑集上】【口部】嚩;康煕筆画:19;頁碼:213 頁下段 28 行。『海篇』に「縛」と同音とあり。呪語に用いる字。『正字通』によれば、梵文の経典中に「嚩」の字は一处に限らず現れる。『金剛経』の呪語にも「嚩」の字がある。『雨宝陀尼心真言』に「唵嚩素娑嚩賀」とあり、『延命陀羅尼呪』に「吽吽尸棄薩嚩賀」とあるが、これらの呪語にはいずれも注音がない。『孔雀明王経五大部直音』によれば、「嚩」の字には文何・無可・肥么・無鉢文などの読みがあり、「賀」の字は五切と読む。