康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 623 ページ)
【巳集上】【水部】派;康煕筆画:10;頁碼:623 頁 01 行。『広韻』匹卦切、『集韻』『韻会』普卦切、音は「パ」。『説文』に「水の支流」とあり。一説に「水流が分かれて行く」という。『左思・呉都賦』に「衆流分道して海に歸し合す」とある。また『博雅』に「汾水より分かれる水を派という」とある。また『集韻』に卜卦切、音は「バ」。山谷の名、安邑に在り。また莫獲切、音は「マイク」。泉が地下に暗通ずるをいう。また『韻補』に滂佩切に叶い、音は「ハイ」。『欧陽修・病暑賦』に「星辰の出没を観、日月の明闇を視る。天門を開きて清風を迎え、黄河の大支流を飲む」とある。また普駕切に叶い、音は「ハ」。『呂温・勲臣賛』に「黄河は崑崙に発し、来たりて中夏を潤す。連山重畳として、横たわってその支流を抱く」とある。あるいは「泒」と作るも非なり。「泒」の音は「コ」、水名なり。考証:『博雅』に「水、自より分かれて派と為る」とある。謹んで原文の「分」を「汾」に改む。