康熙字典解説
【広韻】では奴鉤切、【集韻】【韻会】【正韻】では奴侯切と注音され、音は「羺」に同じ。【玉篇】には「娩」と釈す。【広韻】には「兎」と釈す。【集韻】によれば、江東地方では兎を「䨲」と呼ぶ。時に「㝹」とも書き、あるいは「𡥀」とも書く。韓愈【毛穎伝】に「明眎八世孫䨲」とある。注に曰く、【爾雅・釈獣】に兎を「嬎」とすとあり、郭璞の注に「俗に䨲と呼び、𡥀と同じ」とある。
また、【広韻】【集韻】は無販切とも注音され、音は「万」に同じ。【広韻】には姓であると説く。【集韻】には「䨲」は梁の四公子の一人の名であると記す。