康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 617 ページ)
【巳集上】【水部】濘;康煕筆画:18;頁碼:617 頁 03 行。『集韻』『韻会』丈呂切、『正韻』直呂切、音は寧。水が清らかで静かなるを指す。『木華・海賦』に「水域広闊にして平静なり、波濤起伏して遠方に赴く」と形容す。濘(泥濘)『唐韻』『集韻』『韻会』『正韻』乃定切、音は寧。泥沼・泥濘を指す。『左思・呉都賦』に「汗は小雨の如く滴り、而して道路の中央は泥濘に満つ」とあり。また『集韻』に一説に清らかなる意ありとす。また『唐韻』『集韻』『正韻』乃挺切、『韻会』乃頃切、音は寧(上声)。義同じ。また濘は水の沸騰する様を指す。また汀濘は小水流を指す。『張協・七命』に「困れる小水窪中の魚の遊動と何ぞ異ならん」とあり。また『集韻』囊丁切、音は寧。これも小水流の意なり。また乃計切、音は泥(去声)。涵蓄・包含の意なり。