康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 505 ページ)
【辰集上】【月部】朒。康煕筆画:10。頁碼:505 頁 13 行。『正字通』に「女六切」とあり、音は「衄」に同じ。『説文解字』に「朔日(陰暦の初一)に月が東方に出ずるを朒という」とある。按ずるに、『説文』では朒を「肭」に作るも、これは非なり。肉部に従うべし。謝荘の『月賦』に「朒朓警闕」の句あり。李善の注も『説文』を引いて「朒」に作る。その他の詳解は「肭」の条に譲る。また『玉篇』に「縮朒。拘束して舒展せざる貌」とあり。『前漢書・五行志』に「王侯縮朒にして事に任ぜず」と見え、注に鄭氏曰く「縮朒とは、事に堪えざる貌を謂う」。考証:謝荘『月賦』の「朒朓警闕」。謹んで原文に従い、「闕」を「闕」に改む。