康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1289 ページ)
【酉集下】【酉字部】醸;康熙画数:24;頁碼:1289 頁上段 23 行。『唐韻』『集韻』女亮切、『韻会』汝亮切、『正韻』魚向切、音は同じ。『説文』に「醖なり。酒を造るを醸と曰う」とあり。『広韻』に「酒を醖すなり」とある。『史記・孟嘗君伝』に「乃ち多く酒を醸して肥える牛を買う」と見え、『貨殖伝』に「通邑大都には一歳に千醸を酤す」とあり。『前漢・食貨志』に「一醸に粗米二斛・麹一斛を用いて、成酒六斛六斗を得」と記す。また『増韻』に「後人、因って酒を醸と謂う」とあり。『世説新語』に劉惔曰く「何次道の飲むを見れば、人家の醸を傾けしむべし」という。また『礼記・内則』に「鶉羹・鶏羹・鴽、これを蓼に醸す」とあり。注に「醸とは切り雑ずるを謂うなり」と釈す。