康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 999 ページ)
【未集下】【肉部】臡;康熙筆画:25;頁碼:999 頁 03 行。『広韻』奴低切、『集韻』『韻会』『正韻』年題切、音は泥。『玉篇』に「麋臡は肝髄の醢なり」とあり、また骨ある醢ともいう。『広韻』に「雑骨の醤なり」とある。『韻会』に「醢及び臡を作るには、まずその肉を煿して乾かし、次にこれを莝し、粱曲・塩・酒を混ぜて甀に入れ、百日にして熟す」とある。『釈名』に「臡は胒なり。骨肉相搏じて胒となり、汁なきをいう」とある。『周礼・天官・醢人』に「朝事の豆、実は韭菹・酖醢・昌本・麋臡」とあり、注に「臡もまた醢なり。あるいは醤という。骨あるを臡とし、骨なきを醢とする」とある。『礼記・郊特牲』の「恒豆の菹は水草の和気なり」の注に「天子の朝事の豆に昌本・麋臡あり」とある。また『広韻』人兮切、『集韻』人移切、音は腝。また『広韻』諾何切、音は那。また『五音集韻』汝来切、音は荋。義同じ。