康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1150 ページ)
【酉集上】【言部】訥;康熙筆画:11;頁 1150。『唐韻』内骨切、『集韻』『韻会』『正韻』奴骨切、嫩の入声。『説文』に「言難し」とあり。『玉篇』に「遅鈍なり」とあり。『広韻』に「謇訥なり」とあり。『論語』に「君子は言に訥くして行いに敏ならんと欲す」とあり。『関尹子・九薬篇』に「天下の弁ずる者を窮むるは、弁に在らずして訥に在り」とあり。また木の名。『本草釈名』に「盧会、一名訥会」とあり。また『集韻』に「あるいは呐と作る」とあり。『史記・李将軍伝』に「広は口訥くして言少なし」とあり。『漢書』には呐と作る。師古曰く、「呐も亦た訥の字なり」。また『集韻』に「亦た詘と作る」とあり。『前漢・曹参伝』に「文辞に訥し」とあり。『史記』には詘と作る。また『集韻』に「張滑切、音鵽。言弁ぜざるなり」とあり。また『韻会小補』に「諾悦切に叶い、音涅」とあり。『老子・道徳経』に「大巧は拙なるが若く、大弁は訥なるが若し」とあり。『正字通』に通じてと作る。『字彙補』に籀文にと作る。