康熙字典解説
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【唐韻】に曰く、この字は汝閻切と読む。【集韻】に曰く、如占切と読み、発音は「髥」と同じ。【説文解字】に釈して曰く、「䛁䛁」は言葉多いの意なり。【元包経】に「妾言䛁䛁」の句あり。注に曰く、これ議論纷纷たるさまを形容するものなり。又注に曰く、「䛁䛁」は多言なり。
また、【集韻】に那含切と音し、発音は「男」と同じ。【博雅】に釈して曰く、「䛁䛁」は語るの意なり。時に「諵」または「喃」とも書く。
また県名なり。【前漢書・地理志】に載せて曰く、「䛁邯」は楽浪郡に属する県なり。孟康は「男」と音す。顔師古は再び乃甘切と音す。【集韻】に再び汝甘切と音す。【説文解字】においてこの字は本来別体なり。簡略化して「䛁」と作る。【玉篇】【類篇】【広韻】には誤って別の字に作り変えられているが、これは非なり。