康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 713 ページ)
【巳集下】【犬部】猛;康熙筆画:12;頁碼:713 頁上段 26。古文。【唐韻】莫杏切。【集韻】【韻会】【正韻】母梗切。音は「蜢」。【説文】健なる犬なり。また氏にして獣の名。【司馬相如・上林賦】「鋋猛氏」。【注】郭璞曰く、今蜀中に獣あり、状熊に似て毛浅く光沢あり、名けて猛氏とす。また【玉篇】健なり。【広韻】勇猛なり。【礼記・郊特牲】「虎豹の皮は、猛に服するを示す」。また【玉篇】厳なり。【左伝・昭公二十年】「惟徳有る者のみ能く寛をもって民に服せしむ。其次は猛に如くは莫し」。また【玉篇】悪なり、害なり。【礼記・檀弓】「苛政は虎より猛し」。また虎猛県、西河郡に属す。猛陵県、蒼梧郡に属す。皆【前漢書・地理志】に見ゆ。また山の名。【淮南子・地形訓】「汝は猛山に出ず」。また姓。【広韻】『左伝』に晋の大夫猛獲の後なり。