康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1174 ページ)
【酉集上】【言部】謎。康煕筆画 17、頁 1174。『唐韻』莫計切。『集韻』『正韻』弥計切。迷の去声。『説文』に「隠語なり」とある。『演繁露』に「古に謎の字なし。その本意と形式を究むれば、すなわち伍挙・東方朔のいわゆる『隠』なり。『鮑照集』に至りてすでに『井謎』あり」とある。『文心雕竜』に「魏代より以来、人々俳優(浅陋なる諧謔)を甚だ悪み、ここに君子の『隠』は変じて謎となる。謎とは、文辞を曲折交錯せしめて人を惑わしめ、解せしめざるなり」とある。また『集韻』に綿批切、音は迷。『類篇』に「言語もって人を惑わす」とあり、時に「詸」とも書く。