康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1424 ページ)
【戌集下】【食部】饅;康煕筆画:20;頁碼:1424 頁第 24 行。【広韻】母官切。【集韻】【韻会】【正韻】謨官切、音は瞞に同じ。【集韻】饅頭は餅の類なり。【正字通】麺食なり。饅頭にて口を開けるものを橐駝臍と曰う。呉地では膪と称し、読みは匘詐に似たり。其の意味は熟して肥美なるを謂う。長きものを繭と曰い、斜めなるものを桃と曰う。【晋書・束晳賦】に「饅頭薄持」とあり。【事物紀原】に曰く、諸葛亮南征し、将に瀘水を渡らんとす。当地の風俗、人を殺して其の首を以て神に祀る。諸葛亮命じて猪羊を以て之に代え、麦粉を取り、人頭を描きて以て祀らしむ。饅頭の名此より始まる。又南唐に子母饅頭あり。【燕翼詒謀録】に曰く、仁宗皇帝の誕辰に群臣に包子を賜う。即ち饅頭の別名なり。今通常麦粉を発酵させ、或いは餡有り、或いは餡無し、蒸して熟食するものを饅頭と曰う。【集韻】に或いはと作る。