康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1070 ページ)
【申集上】【艸部】蘪;康煕筆画:23;頁碼:1070 頁上段 6 行。【唐韻】武悲切、音眉。【説文】蘪蕪。【爾雅・釈草】蘄芷蘪蕪。【注】芎藭の苗なり。一名薇蕪。【管子・地員篇】五臭疇に生ず、蓮と蘪蕪、藁本・白芷。【左思・蜀都賦】蘪蕪中阿に布濩す。【博物志】諸物相似て乱るる者、蛇床蘪蕪を乱る。また【爾雅・釈草】蘪は水に従って生ず。【疏】草水に従って生ずるを蘪と曰う。また【揚子・方言】蘪、無なり。【注】草穢蕪なるを謂う。また【韻会】忙皮切、音麋。義同じ。按ずるに蘪蕪の蘪字は、『説文』に艸に従い麋声なり。『楚辞』に蘼を作り、『相如賦』にを作れり。同異雑出して一に帰すべからず。然れども『爾雅』『説文』を考うるに蘪を作り、『五経文字』に蘪字ありて蘼字無し。宜しく經典に従って正とするべし。