康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1380 ページ)
【戌集中】【雨部】霿;康煕筆画:22;頁碼:1380 頁上段 01。『唐韻』莫弄切。『集韻』『韻会』『正韻』蒙弄切。幪の去声。『説文』に「天気降りて地気昇らず、相応和せざるを霿という。霿とは昏きなり。形は雨に従い、瞀声」とある。『集韻』に「霧」とも作る。また『集韻』莫鳳切、音は夢。義同じ。また『集韻』莫宋切。「雺」と同字。また『集韻』『韻会』『正韻』莫候切、音は茂。『集韻』に「瞉霿」は識見浅く吝嗇なるを指す。『前漢・五行志』に「霿、恆風若し」とあり。注に師古曰く「霿、音は莫豆反」。応劭の説に「瞉霿(人の鄙吝を指す)なれば則ち風調順ならず」という。また『五行志』に「貌・言・視・聴は皆心を以て主宰と為す。此れ四者皆失えば則ち昏昧無知なり。故に其の災は霿なり」とある。『集韻』に「愗」とも作る。また『玉篇』武賦切、音は附。地気昇発して天気相応和せず。亦「霧」と作る。また『広韻』『正韻』莫紅切。『集韻』謨蓬切。音は蒙。『広韻』に「本は雺又は霚と作る。詳しくは『雺』の字注を見るべし」とある。