康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 819 ページ)
【午集中】【目部】矇;康熙筆画:19;頁碼:819 頁下段 29 行。『広韻』『正韻』莫紅切、『集韻』『韻会』謨蓬切、音は蒙。『説文』に「童蒙なり」とあり。一説に「不明なり」という。『釈名』に「眸子有りて失明し、蒙蒙として別つべき所なし」という。『博雅』に「盲なり」という。『詩・大雅』に「矇瞍公を奏す」とあり。伝に「眸子有りて見ざるを矇と曰う」という。疏に「矇は即ち今の青盲なり」という。『礼記・仲尼燕居』に「昭然として矇を発するが若し」とある。また『王充・論衡』に「人未だ学問せざるを矇と曰う」とあり。また『徐幹・中論』に「人を見て自ら見ざる者を、之を矇と謂う」とある。また『集韻』に母総切、音は蠓。瞈矇は目の明らかならざるなり。また莫江切に叶い、音は尨。『東方朔・七諌』に「終に変らずして節を死すべし、年歯の未央なるを惜しむ。舫舟を将えて下流し、君の矇を発くを冀幸す」とあり。通じて蒙に作る。別に作る。