康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 942 ページ)
【未集中】【糸部】纇;康煕筆画:21;頁碼:942 頁上段 30。『広韻』『集韻』『韻会』盧対切、音耒。『説文』に「絲の節なり」とあり。『玉篇』に「絲の節が均整を欠く」とある。また、乖戾・暴戾の意あり。『左伝』昭公二十八年に「忿纇期なし」と見え、『疏』に「纇は忿と連用するにより、纇も亦た忿怒に似たれば、故に戾と釈して、凶狠暴戾を指す」とある。また瑕疵・毛病を指す。『唐書』儒学伝に「瑕疵を鏟除し、荒蕪を掃除す」とあり。『淮南子』汜論訓に「明月の宝珠も亦た瑕疵なきを得ず」とある。考証:『左伝』昭公二十八年「忿纇無期」。『疏』に「纇・忿その文を以てすれば、則ち纇も亦た忿に似たり」とあるが、謹んで原文に照らせば「其の文」を「共の文」に改むべし。