康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 779 ページ)
【午集中】【疒部】瘻;康煕筆画:16;頁碼:779 頁下段 35。『唐韻』力豆切、『集韻』『韻会』郎豆切、音は屚。『説文』に「腫なり」とあり。一説に「久創(ひさしく癒えぬ傷)」とも。『玉篇』に「瘡なり」とある。『山海経』に「半石の山に、合水その陰より出で、鰧魚多く、之を食う者は痈せず、以て瘻を為すべし」と見える。注に「瘻は痈の類なり。中に多く虫あり」という。また柳宗元『捕蛇者説』に「以て大風・攣踠・瘻・癘を已むべし」とある。また『集韻』に力救切、音は溜。また龍遇切、音は屡。義同じ。また『広韻』に力朱切、『集韻』に竜珠切、音は慺。「痀瘻」は背曲がるをいう。『字彙』に「瘺にも作る」とある。考証:『山海経』の文「半石の山、合水その陰より出で、鰧魚多く、之を食う者は痈せず、以て瘻を已むべし」について、原文に照らし「已瘻」を「瘻」に改む。柳宗元『捕蛇者説』の文「以て大風・拘攣・瘻・癘を已むべし」について、原文に照らし「拘攣」を「攣踠」に改む。