康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 126 ページ)
【子集下】【入部】両;康煕筆画:8;頁碼:126 頁 13 行。古文。『唐韻』『正韻』良奨切、『集韻』『韻会』里養切、音は良の上声。『説文解字』に「再」とあり、すなわち二度をいう。『易経・繋辞』に「三才を兼ねて之を両す」とあり、天・地・人の三才をそれぞれ陰陽に分ち、合わせて六爻とすることを意味す。また『玉篇』に「匹耦」とあり、配对をいう。『周礼・天官・大宰の職』に「九両をもって邦国の民を繋ぐ」とあり、注に「両は耦のごときものにして、万民を和協せしめ、離散せしめず、其の方法九種あり」と説く。また『韻会』に「匹」とあり、匹敵をいう。『左伝・閔公二年』に「重錦三十両」とあり、注に「三十匹」と説く。また車の数を両という。『後漢書・呉祐伝』に「之を載せて兼両す」とあり、注に「車に両輪あるが故に両と称す」と説く。また『玉篇』に二十四銖を一両とす。また『鶏林類事』に四十を麻両と称すとあり。また『史記・平準書』に四銖銭を改鋳し、銭文に「半両」と刻むとあり。また『南史・斉和帝紀』に百姓および朝士みな方帛を胸前に填めて「仮両」と称すとあり。また『唐韻』『集韻』『韻会』力譲切、『正韻』力仗切、音は良の去声。『詩経・召南』に「百両之を御す」とあり。