康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 476 ページ)
【卯集下】【攴部】斂;康煕筆画:17;頁 476。【唐韻】良冉切。【集韻】【韻会】【正韻】力冉切。音は「」に同じ。【説文】収むるなり。【爾雅・釈詁】聚まるるなり。【疏】斂とは、率いて聚むるなり。【詩・小雅】此に斂らざる穧あり。【疏】収斂せられぬる禾の束なり。【書・洪範】時に五福を斂む。【疏】五福を聚斂するの道を用うるなり。【周礼・天官・大宰】九賦をもって財賄を斂む。また【儀礼・聘礼】方亶を斂む。【注】斂は蔵するなり。また【博雅】斂は取るなり。また欲するなり、予うるなり、略するなり。また姓なり。【左伝・定公七年】公斂処父、孟懿子に御す。【広韻】姚秦の録に輔国将軍斂憲あり。また【広韻】【集韻】【韻会】力験切。音は爁。義同じ。また【集韻】離塩切。音は廉。斂盂は地名なり。【左伝・僖公二十八年】晋侯・斉侯、斂盂に盟す。【注】衛の地なり。【釈文】斂、徐の音は廉なり。【韻会】斂と作るは非なり。互いに欠部の斂字の注に詳し。考証:【左伝・僖公二十八年】斉侯・晋侯、斂盂に会すとある。謹んで原文に照らし、「晋侯・斉侯、斂盂に盟す」と改む。