康熙字典解説
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【唐韻】は洛哀切、【集韻】【韻会】【正韻】は郎才切で、音は「来」に同じ。【説文解字】に曰く、「斉は麦を䅘と謂う」。【広韻】に曰く、「䅘麰なる麦は、一粒にして二殻あり、周かつてこの瑞麦を得たり」。【韻会】は【詩経・周頌】の句「贻我来牟」を引きて曰く、「来」すなわち䅘なり、即ち今の小麦なり。時に「麳」とも作る。また【韻会補】によれば、この字は「釐」に通ず。【劉向・封事】には「贻我釐麰」と作る。また【集韻】【韻会】は陵之切で、音は「離」に同じ。義は前説に同じ。