康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 153 ページ)
【子集下】【匚部】匡;康煕筆画:6;頁碼:153 頁 23 行。【唐韻】去王切。【集韻】【韻会】【正韻】曲王切、音劻。【説文】飯器なり、筥なり。一に曰く正なり。【論語】天下を一に匡す。【前漢・揚雄伝】雅頌を匡す。また【玉篇】方正なり。【爾雅・釈詁】匡、方なり。【詩・小雅】既に匡し既に敕す。また救うなり。【書・盤庚】相匡して生ずる能わず。【孝経・事君章】その悪を匡救す。また斜枉なり。【周礼・冬官考工記】輪敝ると雖も匡せず。また【広韻】輔助なり。【前漢・宣帝紀】以て朕の逮ばざるを匡す。また地名。【韻会】留に匡城有り。また姓。【風俗通】匡は魯の邑なり。句須これに宰たり、其の後氏と為す。漢に匡衡有り。また恇と同じ。恐るるなり。【礼・礼器】年大なりと雖も、衆を殺して匡惧せず。また眶と同じ。目の匡なり。【史記・淮南王安伝】涕匡に満ちて横流す。また烏光切、音汪。尩に通ず。廃疾なり。【荀子・正論篇】伛巫跂匡大。跂は原字攴に従いて作る。考証:【礼・礼器】「年大なりと雖も、衆を殺して匡す」。謹んで原文に照らし、匡の下に惧字を増す。