康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 250 ページ)
【酉集上】【言部】誇;康煕筆画:13;頁 250。古文。【唐韻】苦瓜切。【集韻】【韻会】【正韻】枯瓜切。音は「夸」。【説文】に「譀なり」とあり。【玉篇】に「逞なり」とあり。【広韻】に「大言なり」とあり。【史記・日者伝】に「言多くして誇り、厳莫ること此より大なるはなし」とある。【前漢書・揚雄伝】に「衆庶を夸詡す」とあり。【晋書・成公綏伝】に「大にして誇らず」とあり。また「大」の義あり。【前漢書・外戚伝】に「妾は布服粝食を誇る」とあり。【孟康注】に「誇は大なり。大布の衣なり」とある。また【広雅】に「誇誇は切切なり」とあり。また【集韻】に「通じて夸に作る」とあり。【前漢書・楊僕伝】に「銀黄を懐き、郷里を夸る」とある。また【韻会】に「或いは侉に作る」とあり。【書経・畢命】に「驕淫矜侉」とある。また【集韻】に「区遇切、駆去声。歌う」とあり。また叶して「苦禾切」、音は「科」。【韓愈・東方朔雑事詩を読む】に「頷きて其の奏を可とし、紫玉珂を送る。方朔懲創せず、恩を挟みて更に矜誇す」とある。【干禄字書】に「一作夸」とあり。【字彙補】に「訛って作る」とあり。【韻会】に「当に夸に従うべし。俗に作るは非なり」とある。「夸」字の「夸」は元来「大」に従い、「亐(于)」より作りて作れり。