康熙字典解説
【唐韻】は私閏切、【集韻】は須閏切で、音は「迅」に同じ。【説文解字】によれば、「川を疏浚して水流を通じさせる」の意。字形は「谷」と「𡿨」とより成る。「𡿨」は地面が凹凸不平なるを表す。【尚書・益稷】に「䜭畎澮距川」とあり。現行本では「濬」に作る。また「𤀋」と書くものもある。 また【集韻】に逵員切あり、音は「権」に同じ。義も同じ。 また【類篇】に兪芮切あり、音は「鋭」に同じ。【字彙補】にいわく、これは古文の「叡」字なりと。【前漢書・五行志】に曰く、「思を䜭と謂い、䜭は人を聖人ならしむ」と。その余の解釈は又部十四画に詳らかなるを見るべし。