康熙字典解説
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【広韻】では古岳切、【集韻】では訖岳切と注音され、音は「覚」である。意味は目が明るいこと。また【広韻】【集韻】では烏酷切と注音され、音は「沃」である。意味は目を大きく見開くこと。また【正字通】には、これは古文の「覚」の字であると記される。【字彙】では音を「覚」とし、明るいと解して「覚」の意味に近いとし、また音を「屋」とし、目を大きく見開くと解する。これを二字に分けるのは誤りである。○按ずるに、諸々の韻書において「覚」「䁷」の二字をともに収載し、「覚」を悟りと解し、「䁷」を目が明るいことと解する。しかも「覚」には目を見開く意味がなく、これは主観的な推測に属するようである。