康熙字典解説
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【戌集下】【頁部】顈;康煕筆画:17;頁碼:頁 1406 第 16。『広韻』『集韻』に胡典切、音は峴。『広韻』に「顈綴」とあり。また『広韻』に口迥切、『集韻』に犬迥切、音は褧。『正字通』に「苧麻に似て、織って布とすべし」とある。『礼記・雑記』に「三年の喪のごとくば、既に顈せば、其の練・祥皆行わる」とあり。注に曰く、「今の喪に謂う。既に顈布を以て喪服を為し、而して先の三年の喪のために、喪を除きて練祭・祥祭を行うなり。顈は草の名にして、葛布なき所、麻布を去りて顈布を用うるなり」と。また『五音集韻』に単衣とあり。『儀礼・士昏礼』に「女従者畢に袗玄、纚・筓・被・顈・黼を其の後にもつ」とあり。注に「顈、単衣なり」とあり。疏に「読み『詩経』に言う『褧衣』の『褧』のごとし、故に単衣なり」とある。また『集韻』に涓熒切、音は扃。義同じ。