康熙字典解説
【広韻】の注音は居夭切、【集韻】の注音は挙夭切にして、音は「矯」に同じ。角が端正ならざるを指す。また角が長きを指す。一説に、角が高く聳え立つ様とす。【揚子・太玄経】格卦上九の爻辞に曰く、「目郭(めふち)突出し、角䚩(かくきょう)たり」。また角䚩とは、刀剣の鍔と刀身との間にあり、角のごとき覆いなる部分をいう。【淮南子・斉俗訓】に曰く、「角䚩は薄きを嫌わず」。また【集韻】に袪矯切と注音し、音は「蹺」の上声に読む。角の形容なり。また渠廟切と注音し、音は「轎」に同じ。獣の角が長きを指す。また渠嬌切と注音し、音は「轎」の平声に読む。角が彎曲せるを指す。【字彙補】は之を某字に作るも、これ誤りなり。考証〔【揚子・太玄経】上九、「其の目を郭とし、其の角を䚩とす」。謹んで按ずるに、これは格卦首位の上九の爻にして、「格」の字は省略すべからず。謹んで原文に従い、「上九」の前に「格」の字を増補す〕。