康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1329 ページ)
【戌集上】【長字部】镼;康煕筆画:16;頁碼:1329 頁 29 行。『正字通』に「渠勿切、屈の音に読む」とある。『後漢書・光武紀』に「諸于繡镼」と見える。【註】字書に「镼」の字を収めず、『続漢書』には「𧝁」と作り、その物反と読む。揚雄『方言』に曰く、「襜褕という衣のうち短きものは、函谷関以西にては『𧝁』と呼ぶ」。郭璞の注に「俗に掖という」とある。これにより知るべし、「镼」とは「諸于」という衣に繍を加えたもので、今の半臂のごときものなり。『広記』に韓晋公が少年の単練を着たるを見たと記す。『酉陽雑俎』には「镼」と作る。