康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 478 ページ)
【卯集下】【斗部】斝。康煕字典の画数:12、頁碼:478 頁 16 行。『唐韻』古雅切、『集韻』『韻会』『正韻』挙下切、音は賈に同じ。『説文解字』に「玉製の酒爵」とあり、字形は叩・斗より成り、中に冂を含む。象形にして、その造字の意は爵に類す。一説に六升を容るという。『詩経・大雅』に「爵を洗い斝を置く」と見え、『周礼・春官・司尊彝』に「祭祀には斝彝・黄彝を用いて裸礼を行う」と記す。『礼記・明堂位』に「酒爵、夏后氏は琖を用い、殷は斝を用い、周は爵を用う」とあり、注に「斝には禾稼の文を描く」と釈す。『正字通』に「その両柱交わるさま禾稼に似たるがゆえに斝と名づく」という。また『集韻』居迓切、『正韻』居亜切、音は駕に同じ、義も同じ。『説文解字』に「俗に斚と作るは非なり」と指摘す。