康熙字典解説
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【集韻】に居吏切と注音され、音は「記」である。【説文解字】によれば、「古の遒人が木鐸を振って詩言を記す」とある。徐鍇は補足して「遒人は各地を巡行して詩を採集するがゆえに、字形は辵(歩く意)と丌(載せる意)に従い、収集して朝廷に献ずる意を表す」という。考証:〔【集韻】居吏切、音寄〕按ずるに、【集韻】の居吏切は「記」字を首とし、「寄」と同音ではない。「音寄」は改めて「音記」とする。〔【説文】古の遒人木鐸を以て言を記す〕按ずるに、原文に従い「言」の前に「詩」の字を加える。