康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 343 ページ)
【広韻】は「具迄」の二字をもって反切し、「及」の音に読む。【玉篇】によれば、「㡮」は「也」の意味である。また【玉篇】には、「㡮」に危険の意味があると記す。【類篇】によれば、「㡮」は互いに近接する意味である。〇按ずるに、【玉篇】では一字を「」と書き「部」に収め、もう一字を「㡮」と書き「気」部に収めている。しかるに【広韻】【類篇】はただ「」字のみを収載している。おそらく【玉篇】の原本においては「気」を「乞」として用い、「㡮」に二義あったため重複して現れたのであろう。【広韻】は専ら「也」の意味と解し、【類篇】は専ら近接の意味と解しているが、いずれも誤りである。