康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 824 ページ)
【午集中】【矢部】矦;康煕筆画:9;頁碼:824 頁第 05。【唐韻】乎溝切。【集韻】【韻会】胡溝切。侯に同じ。【説文】春に行う郷射の礼に用いる的。字形は「人」と「丆」より成り、張り渡した布の的を象り、その下に矢がある。天子は熊・虎・豹を的とし、猛獣を制するを象る。諸侯は熊・野猪・虎を的とする。大夫は麋鹿を的とし、麋鹿は人を惑わすによる。士は鹿・野猪を的とし、農田の害を除くためなり。射の際の祝詞に曰く、「不穏なる諸侯のごとく、天子の朝覲の地に来ざれ」と。故に矢を挙げてこれを射る。その他の詳解は人部七画に見よ。【集韻】あるいは「帿」と作る。「帿」の字は「巾」と「矦」より成る。