康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 247 ページ)
【丑集下】【夕部】夥;康熙筆画 14;頁碼 247 頁 22 行。『広韻』胡火切、『集韻』戸果切、『韻会』合果切、『正韻』胡果切、音は禍。義は「多い」こと。『張衡・西京賦』に「炙炰夥」とある。時に""と書くこともある。『揚子・方言』に曰く、「凡そ物多くして盛大なるを、斉・宋の郊野においては夥という」。今、呉地の口音では多きを夥といい、幾つあるかを問うて「几夥」という。また、民間では共に資を出し共に営む者を「伙計」という。また、『集韻』『韻会』『正韻』に戸買切、音は""。『史記・陳渉世家』に「夥頤、渉之為王沈沈者」と見える。楚人は多きを夥というがゆえに、天下これをもって伝える。〔註〕「沈沈」は宮室の深邃なる様なり。