康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1529 ページ)
【亥集下】【鼠部】鼲;康煕筆画:22;頁碼:1529 頁 05 行。【唐韻】乎昆切。【集韻】胡昆切。音は魂。【説文】に「鼠、丁零・胡より出ず。皮裘にすべし」とある。【本草】に「鼲鼠は即ち黄鼠なり。天気暖かなれば穴より出て洞口に坐し、人を見れば前二足を交えて頸前に置き、身を拱(こまね)いて立ち、揖(ゆき)するがごとくして、然る後に穴に窜(かく)る。『淮南子』に『聖人拱鼠に倣って礼を制す』と云うは、此の鼠を指すなり」とある。また礼鼠ともいい、拱鼠ともいい、狸ともいう。【魏志・陳思王伝】に「鼲鼬林木に讙嘩す」とあり。また【集韻】に公渾切、音は昆。【広雅】に「鼠の属」とある。