康熙字典解説
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【戌集上】【門部】閧;康煕筆画:14;頁碼:1335 頁 03 行。【広韻】【集韻】【韻会】【正韻】胡貢切、音は「哄」。【広韻】戦闘・戦うこと。【集韻】戦闘の音声。『孟子』に「鄒と魯と鬨(こう)す」とあり。『博雅』に「閧はすなわち争闘なり」という。『釈文』に「音は胡貢反」とある。また【広韻】胡絳切、【集韻】【韻会】【正韻】胡降切、音は「巷」。義同じ。また【集韻】に「巷」に同じとある。『説文・字註』に「里巷中の道を指す。時に『巷』または『衖』と書く」とあり。また姓とする。『韻会』に毛氏の説として、「まさに『鬨』と書くべし。字形は『鬥』と『共』とより成る。『鬥』の音は『斗』にして、二人相対し、兵器を後にする形にして争闘の象たり」とある。『広韻』に「今は『門』と同形に作るも、実は非なり」という。『正韻』に「『孟子』の『鄒と魯と鬨す』、揚雄『法言』の『一鬨の市』はいずれも二音あり。後人抄写の際、誤って『門』旁に作る。今科挙の試場において、『孟子』『法言』および経史中の仮借字を用うる場合は、暫く『門』旁の写法に従うべし。其余の場合は本文の写法に従うべし」とある。【広韻】に俗体は「闀」と作るとある。