康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1063 ページ)
【申集上】【艸部】藁;康煕筆画:14;頁碼:1063 頁下段 22 行。『集韻』『正韻』に「古老切、音は杲」とある。『唐韻』に「俗に槀の字」とある。『正字通』に「木枯るるなり」とあり、また「藁席」ともある。『荀子・正名篇』に「屋室廬宇葭藁蓐、尚機筵にして以て形を養うべし」とあり、註に「藁を以て席と為すは、貧賤人の居なり」とある。また「藁本」は薬名なり。『管子・地員篇』に「五臭疇に生ず、蓮と蘼蕪・藁本・白芷」とある。また『史記・屈原伝』に「草藁に属す」とあり、『索隠』の註に「憲令の本を創制す」とある。また『前漢書・陳湯伝』に「郅支及び名王以下を斬り、頭を藁街に県く」とある。また『韻補』に「車御切」とあり、『易林』に「蝗我が稲を齧み、駆れども去るべからず。実穂無くして、ただ空藁を見るのみ」とある。『正字通』に『漢書・馬援伝』の「藁葬」の註を引いて「草なり」とある。按ずるに、「藳葬」の「藁」の字は禾に従い、木に従わず。