康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1387 ページ)
【戌集中】【革部】鞈;康熙筆画:15;頁碼:1387 頁下段第 14。『唐韻』古洽切、『集韻』訖洽切、音は夾。『説文』に「汗を防ぐ」とあり。『玉篇』に「囊なり」とある。防ぎ抵ぐに用いる。『荀子・議兵篇』に「金石のごとく堅固なり」とあり。注に「鞈は堅固なる様」という。また『管子・中匡篇』に「軽罪の者は蘭・盾・鞈革・三戟などの兵器を納めて罰せらる」とあり。注に「蘭はすなわち蘭锜にして兵器架なり。鞈革は二重の皮革をもって作った護心の甲で、胸前に着けて兵器を防ぐものなり」という。また『広韻』古沓切、『集韻』葛合切、音は閣。義同じ。『集韻』に或いは と作る。また『集韻』悉合切、音は趿。靸と同じ。また古くは鞈と書いた。詳細な註釈は鼓部の六画に見え、或いは鞜とも書く。また托合切、音は拓。本字は鞳なり。或いは闒とも書く。後出の鞳の字の註釈に詳し。