康熙字典解説
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【広韻】では過委切、【集韻】および【正韻】では古委切と注音され、発音は「詭」に類似する。【説文解字】によれば、鍬に類する農具を指す。別の説では、鉄器を研磨することを指すとされる。また、一種の鳥を指す。【前漢書・揚雄伝注】に、「買䤥」は「鷤䳏」の別名であると記される。この鳥は春耕の時期に鳴き、農作業が始まるため、「買䤥」と呼ばれる。また「布穀鳥」ともいわれ、おそらくその鳴き声を聞くと人々が播種のために「買䤥」(農具)や鍬を購入することを連想するためであろう。さらに【玉篇】では魚豈切と注音され、発音は「顗」に類似する。鋸の歯を捻じるために用いる工具を指す。