康熙字典解説
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【亥集中】【鳥部】鶻;康煕筆画:21;頁碼:1496 頁第 32 行。【唐韻】【集韻】古忽切、音は骨。【説文】に「鶻鵃なり」とあり。【玉篇】に「班鳩なり」とあり。【爾雅・釈鳥】に「鶌鳩、鶻鵃なり」。注に「山雀に似て小さく、尾短く、青黒色にして声多し。江東にては鶻鵃と呼ぶ」とある。【本草】に「鶻鵃、一名鶻嘲。北人は鷜鳥と呼ぶ」とあり。【張衡・東京賦】に「鶻嘲春に鳴く」と見える。【正字通】に「鶻には義多し。冬、鳥の盈握なるを撮み、夜その爪掌を燠(あたた)め、旦に之を縦(はな)つ。『禽経』に曰く、『鶻は胎を撃たず』」とあり。【李邕・鶻賦】に「全鳩を営みて自から暖め、乃ち詰朝にして自から釋(はな)つ」という。また官名。【左伝・昭公十七年】に「鶻鵃氏、事を司る」とあり。また舟の名。【海物異名記】に「越人の水戦、舟の名を海鶻とす。急流に浴し浪を凌ぎて溺せず」とある。また【広韻】【集韻】戸八切、音は滑。義同じ。また【広韻】戸骨切、【集韻】【韻会】【正韻】胡骨切、音は搰。【広韻】に「鶻、鳥名。鷹の属」とあり。また回鶻。【唐書・回鶻伝】に「元魏の時、高車部と号し、隋に韋紇と曰ひ、亦回紇と曰ふ。徳宗の時、改めて回鶻と為すことを請う」とある。