康熙字典解説
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【子集下】【勹部】匌;康煕筆画:8;ページ番号:151 頁第 15
『唐韻』は「口荅切」と注音し、『集韻』は「渴合切」と注音して、音は「溘」に似る。
『説文解字』は「帀(めぐる、あまねく之意)」と釈す。
『広韻』は「周帀(四周をめぐる)」と釈す。
また『木華・海賦』に「磊匒匌而相豗」とあり、注に「磊は大石を指し、『匒匌』は重なり積みたる様を表す」という。
また「蓊匌」は気息の濃厚に満ち弥漫するを指し、例えば『杜甫・三川観水漲詩』の「蓊匌川気黄」のごとし。
また『唐韻』は「古沓切」と注音し、『集韻』は「葛合切」と注音して、音は「鴿」に似る。
また『集韻』『類篇』は「曷閤切」と注音して、音は「郃」に似る。以上の読みと義は同じ。
『玉篇』によれば、この字はあるいは「佮」「合」とも書く。
『原』に注して、「合」の異体字を「匌」と書き、「匌」と「合」は通用すとある。