康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1526 ページ)
【正字通】に「この字は【鼖】と同じく、訛って簡略化した写法である」とあり、詳細は「鼖」の注釈を参照されたい。【唐韻】【集韻】【韻会】【正韻】はいずれも音を「符分切」とし、「汾」に同じ。【説文解字】には「大鼓なり」とある。【爾雅・釈楽】に「大鼓を鼖という」。郭璞の注に「この鼓は長さ八尺」という。【周礼・地官】に「鼓人は鼖鼓をもって軍事を指揮す」と記される。古くは「賁」の字もこれに用いられ、【詩経・大雅】に「賁鼓維鏞」の句がある。またこの字は「䩿」および「」(欠字)とも書く。