康熙字典解説
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【申集上】【艸部】藩;康煕筆画:21;頁碼:頁 1066 第 05【唐韻】甫煩切【集韻】方煩切、音は翻。籬の意味。【易経・大壮】公羊その角を以て藩に觸る。【爾雅・釈言】樊は藩なり。【疏】樊は園圃の籬なり。また疆域を指す。【荘子・大宗師】吾はその藩の内を遊ばんと願う。また【韻会】「蕃」に通ず。屏障の意味。【詩経・大雅】善人は国の藩屏なり。また「轓」に通ず。【周礼・春官・巾車】漆車に藩あり。【注】藩は今いう小車にして、漆せる席を以て之を作る。また音は附袁切、煩に読む。【爾雅・釈草】蕁はすなわち藩なり。【疏】知母という薬草の一なり。また【韻補】音は方文切、葉音分。【韓愈・苗夫人墓銘】或いは君を輔け、或いは藩を鎮む。ここにこの夫人を生ず、美にして令聞あり。【五経文字】藩は本は藩籬の意味にして、また藩屏の意味に用いる。今は専ら藩籬の意味に用いる。