康熙字典解説
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【集韻】に房越切とあり、音は「伐」に同じ。元来は「瞂」と書き、時に「㕹」とも書く。盾を指す。【戦国策】に「革抉㕹芮」と見え、注に「㕹とは、【詩経】にいう【蒙伐】のことなり」と解す。【史記・蘇秦伝】の注における索隠に「㕹は瞂と同じく、皆盾を指す」とある。【詩経・秦風】に「蒙伐有苑」と見え、注に「伐は時に㕹と書き、盾の中央にある柄を指す」とある。○按ずるに、㕹・伐・瞂の四字は皆通じ、【字彙】には「㕹」と作るが、今【集韻】に従って改正す。「㕹」の字は「口」と「叐」とより成る。