康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 523 ページ)
【辰集中】【木部】栭;康煕筆画:10;頁碼:523 頁 15 行。【唐韻】【正韻】如支切、【集韻】【韻会】人之切、音は「而」。【説文】に「枅の上の標」とある。【爾雅・釈宮注】に「栭はすなわち栌なり、斗栱を謂う」とある。【張衡・西京賦】に「繡栭雲楣」とあり。【晋書・大秦国伝】に「珊瑚を以て梲栭と為す」とある。また栗の類。【爾雅・釈木】に「栵、栭」とあり。【郭璞注】に「槲に似て小く、実は細栗のごとし、江東では栭栗と呼ぶ」とある。また芝の類。【礼記・内則】に「芝・栭・菱・椇」とあり。【鄭玄注】に「人君の燕食に加うる庶羞なり」とある。【疏】に「華なくして実あるものを栭と名づく、芝の類なり。芝と栭とは一物なり」とある。また檽とも作る。【本草別録】に「木に生ずるものを檽とし、地に生ずるものを菌とす」とある。【類篇】に一を作すとあり。詳しくは注に拠るべし。