康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1322 ページ)
【戌集上】【金字部】鐓;康煕筆画:20;頁 1322『広韻』『正韻』杜対切、音は隊。矛や戟の柄の末端に取り付ける銅製の鍔。『礼記・曲礼』に「矛戟を進献する際には、鐓の端を前に向ける」とある。〔注〕底が平らなものを鐓という。その平穏たる意による。〔疏〕鐓とは矛戟の柄の尾部にして、底は平らで秤錘のごとく、柄の末端に在り。平底を相手に向くるは、敬意を表するなり。『釈文』に「鐓、別本には錞と作る。読みは杜対反」とある。また『集韻』『韻会』『正韻』に杜罪切、音は錞。また『集韻』に都玩切、音は鍛。また都昆切、音は敦。いずれも義は同じ。また『集韻』に都回切、音は塠。垂れ下がるの意。別の説に千斤の重き鉄槌ともいう。時に鐜と書くこともある。