【寅集上】【寸部】対;康熙筆画:14;頁碼:296 頁第 07 行。【唐韻】都隊切。【集韻】【韻会】【正韻】都内切。音は碓に同じ。【説文】応ずるに方なし。本は「

」に作る。【爾雅・釈言】対は遂なり。【疏】遂とは、事に因りて言うの辞なり。【広韻】答うなり。【増韻】揚ぐなり。【詩・大雅】以って天下に対す。【注】天下の仰望する心に答うるなり。【書・説命】敢えて天子の休命に対して揚ぐ。また【礼記・曲礼】先生に侍坐して、先生問いたまわば、終れば則ち対す。また【同】君子更端を問わば、則ち起きて対す。【注】席を離れて対するなり。また次対、転対あり。【王球・貽謀録】唐、百官閣に入り、待制・次対の官有り。後唐の天成中、待制・次対の官を廃し、五日に一度、内殿にて百官転対す。また当たり、配するなり。【詩・大雅】帝邦を作り対を作れり。【注】言わく、此の国に当たるべき者を選びて之を君と為すなり。また対簿あり。【史記・李将軍伝】広年六十余にして、ついに再び刀筆の吏に対すること能わず。また敵なり。【呉の陸遜曰く】劉備今境界に在り、此れ疆対なり。また凡そ物峙むるを対と曰う。【杜甫・万丈潭の詩】山危く一径尽き、岸絶えて両壁対す。考証:【礼記・曲礼】「先生に侍して、先生問いたまわば、終れば則ち対す」。謹んで原文に照らし、「侍」の下に「坐」の字を増す。