康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1482 ページ)
【集韻】は「大計」の二字をもって反切し、音を「弟」とす。これ鳥の名なり。【山海経】に曰く、首山の機谷に䲦鳥多しと。【注】に云う、音は「鉗釱」の「釱」のごとし。「釱」の音は「第」なり。また【広韻】【集韻】は「徒蓋」の二字をもって反切し、音を「犬」とす。䲦鳥は鳥に似て、目三つあり、耳あり。○按ずるに、䲦の字は「鳥」と「大」とより成る。「大」の字はもと「代」「地」の二音あり。【字彙】これを四画に帰し、「大」を改めて「犬」となし、音を「地」と註せり。この誤り甚だ明らかなり。およそ【玉篇】および【山海経】に記載せるものは、おそらく同一物にして二音あるなるべし。