康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 438 ページ)
【卯集中】【手部】採;康煕筆画:12;頁碼:438 頁下段 12 行。『唐韻』倉宰切、『集韻』『韻会』『正韻』此宰切。采に同じ。摘み取るの意、取り立てるの意、また選ぶの意なり。『戦国策』に「草を刈り、牧し、薪を切り、菜を摘むとも、敢えて東門を窺う者なし」とあり。注に「大なるを薪といい、小なるを采という」とす。『晋書・劉琨伝』に「古語に曰く、山に猛獣あれば、藜藿すら採る者なし」とあり。『唐書・地理志』に「開元二十一年、十五の採訪使を置きて監察せしめ、漢の刺史の職に同じ」とあり。按ずるに、采の字はもと爪に従い木に従う。爪すなわち手なり。後人さらに手部を加えて採と書く。