康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 348 ページ)
【寅集下】【广部】廁;康熙画数:12;頁碼:348 頁上段 26 行。『唐韻』『集韻』『韻会』初吏切、『正韻』初寺切、颸去声。『説文』に「廁は清なり」とあり。『玉篇』に「圊溷なり、雑なり」とあり。『釈名』に「廁とは、人雑りて上に在り、一に非ざるを言う。あるいは溷と曰うは、溷濁なるを言う。あるいは圊と曰うは、至穢の処にして、常に修治して潔清ならしむべし」とある。『史記・項羽本紀』に「沛公起きて廁に如く」とあり。また牀の辺側を廁と謂う。『前漢書・汲黯伝』に「衛青侍中、上常に廁に踞して之を視る」とあり。註に應劭曰く「牀の辺側なり」と。また『韻会』に「高岸水を夾むを廁と曰う」とあり。『前漢書・劉向伝』に「北に廁に臨む」とあり。註に服虔曰く「廁は側に水に近し」と。また『広韻』に「閒なり、次なり」とあり。『史記・楽毅伝』に「之を賓客の中に廁す」とあり。また『集韻』に察色切、音測、側なり。『荘子・外物篇』に「足を廁して之を墊す」とあり。